アサヒ建物サービスの杉原です。毎日使っております水栓ですが皆さんお気づきになった事は
御座いますか?
「えっ!何?」と思われますね。
ソレは水栓の吐出するレバーハンドルを上にして吐出。
また逆に上にして止水。この違いです。
今はもうほとんどが上に向けて吐出、下に向けて止水です。
しかし20年以上前はこの操作の区別は曖昧で製造メーカーが各々に決めてました。
ですが大地震(関西では阪神大震災)を境にして各製造メーカーが操作を統一致しました。
ソレが「上に向けて吐出、下に向けて止水」です。
理由は地震でモノが落下した場合にレバーハンドルに接触すると「水」が出っぱなしになりますからですね。
その様な状態ですと有事(震災火災など)の時に消火活動に問題(水不足)が現れるからですね。
実際に「阪神大震災」で地震による火災でお亡くなりなった方も多くいらっしゃいました。
問題を重視した行政が製造メーカーに通達を行いまして操作方法を統一して経緯が御座います。
何気なく使っているモノにもちゃんとして理由がある訳ですね。